公共圏という言葉に触れる

公共圏(公共性)という言葉が私にとってとても重要な言葉であると今日初めて知った。私はこれまで、学びのコミュニティを生み出すことを探究しつづけてきた。しかし、何を学ぶか、なぜ学ぶ必要があるのかということについて、核となる思想がなかったように思う。単純なスキル習得とは違う、より自分の人格に結びつく何かのために、誰もが学ぶことができる空間を求めてきたように思う。その何かが公共圏であり、公共圏を成立させるための環境整備を、意見を表明するために必要な知識の学習という観点からこれまで私は探求してきたのだ。