本に頼らず考える
このブログを立ち上げた時に決めたルールがある。それは自分の考えを書くときに、可能な限り本や他人の思想に頼らずに書くようにするということである。
私は何か物を考える時、既存の本を必要以上に参照しようとする癖がある。その方がもっともらしいからだ。しかし、結局それは自分で考えるという作業を怠り、結論というゴールに辿り着くために、誰かが作った抜け道を使うことである。一見すると合理的な行為であるように見えるが、実は危険なことである。誰かが作った抜け道は、自分のゴールに通じているとは限らないからだ。
結論を導き出す能力を高めるためには、ときに既に得た知識を意図的に忘却することが必要なことがある。私にとってはこのブログがそのための修練の場所である。だから冒頭のルールを守ることにした。
1年ほど更新が途絶えてしまっていたが、この記事をもって更新を再開したい。